Complete text -- "小沢一郎氏の正論"
29 October
小沢一郎氏の正論
10月29日、中国訪問中の民主党の小沢一郎氏は、同行記者団に前原民主党が進める「対案路線」を次のように批判した。「政府の法案を少しいじったものでは民主党の政治的な主張にならない」「旧来の自民党とは違う、対立した考えを示さなければ民主党の存在意義はなくなる」「『(55年体制は)対立の時代だったから今は協調しなければならない』という発想は間違い」「自民党と同じでは国民はますます期待しなくなる。自民党と違って初めて期待されるということを分かって欲しい」(日経の記事による)というのである。まさに正論である。これは窒素ラヂカル子の主張と軌を一にしている。また前原氏を含む自公民の有志が、無宗教の戦没者追悼施設の建設を求めていることに対しても、「問題の本質は戦争を指導した責任者(A級戦犯)を拝むという点。その施設に誰をまつるのかとの議論になれば、同じことの繰り返しで、違う施設を作ればいいというのは軽薄な考えだ」とも語った。
この発言が「歴史認識」に係わることとして捉えられているのであれば、この点でも賛成である。これまで窒素ラヂカル子は小沢氏を批判することはあっても、賛意を表することはなかった。しかし今回の発言に関する限り、まさに両方とも正論であると思う。
23:56:55 |
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