Complete text -- "解散・総選挙は決まり?"

05 August

解散・総選挙は決まり?

 来週月曜日の本会議採決を前に、中曽根議員が郵政法案反対を表明するに至って、参院での否決は決定的か。否決されたら小泉首相は衆院を解散する事を否定していない。しかし分裂選挙になったら自民党は惨敗する可能性があるのに、それでも解散するだろうか。もしそうしたら首相は自分の意地を、党の運命より優先させる人だということになろう。すなわち「私」を「公」に優先させる人だということである。
 人の裏をかくことの好きな首相は、案外あっさりと総辞職するかも知れない。「大乱」を望む者からすれば、好ましくない方向である。しかし今の自民党内情勢では、後継者がすんなり決まるとも思えない。安倍なんぞになったら目も当てられない。やはりここは総選挙となって、民主党に勝ってもらうしかない。
 報道ステーションの古館キャスターは、「この問題山積の中で、政治的空白をつくってはいけないのではないか」というような意見を言っていたが、もともと内政・外交ともに「ど空白」の自民党政治が続いて何のいいことがあるのか。空白が出来ても経済には露ほどの影響もない。相当彼の感覚もずれているのではないか?
 全くの予想通り、常任理事国入りも完全に絶望的になった。それもそのはず。なにかというと金にものをいわせるだけで、世界から尊敬されるようなことをやってこなかったのだから当然の帰結である。反米・親米何れの立場からでも、アメリカのポチが尊敬されるはずはなく、そんな国に常任理事国になって欲しいとは誰も思わない。
 早く政権交代が起こって、も少しまともな国になってほしいものである。
23:18:23 | archivelago | | TrackBacks
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