Complete text -- "岡田さん 本当に今の方針でいいの"

28 May

岡田さん 本当に今の方針でいいの

 与党と共産党、それに田中真紀子氏だけでの郵政民営化法案の審議が始まった。民主党と社民党は本会議も特別委員会も欠席したままである。法案は審議に値しない欠陥法案だという言い分だが、国民には非常にわかりにくい。欠陥があるのなら審議過程でその欠陥を徹底的に国民の前に明らかにしたらいいではないか。まさか国会会期一杯欠席するわけではあるまい。
 最近の民主党の採る戦術にはわかりにくいものが多い。何でも反対の野党とは違って、自ら対案を出していくという方針ではなかったのか。それがいつの間にか、単なる抵抗野党に逆戻りしてしまったのか。支持勢力の労働組合に遠慮して、対案も出せないというのか。どうも右に左に揺れ続けて、民主党のよって立つ姿勢が国民にはわからない。これでは支持率が伸びないのは当然である。
 党内に考え方の違う勢力を幾つも抱えていて、執行部はそのバランスに気を遣いすぎ、しっかりした方針が出せないのか、それとも執行部の判断力が不足しているのか。今度の法案では、自民党内部の対立も深刻で、野党がうまくやれば自民党を分裂に追い込むことさえできたかも知れないのに、欠席したままでは何の手だても打てないだろう。
 何か復帰のきっかけを探っているのかも知れないが、途中からのこのこ出てきたらカッコ悪いよ、岡田さん。
22:54:33 | archivelago | | TrackBacks
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