Complete text -- "花便り(69)シソ科モナルダ属2種"

23 July

花便り(69)シソ科モナルダ属2種

 北アメリカに16種が分布する。日本で栽培されているのは恐らく3〜4種だろうが、名称に混乱がある。ベルガモットオレンジに似た香りを持つので、ハーブとしての名前はベルガモット。生の葉や花をお茶やサラダの付け合わせ、乾燥葉や花をポプリや入浴剤として利用する。

1. ヤグルマハッカ Monarda fistulosa
 こちらの方にタイマツバナ、そしてM. dydymaの名前を与えている本もあるし、wild bergamotと呼んでいるインターネット記事もある。ここでは山渓カラー名鑑に準拠する。草丈60〜100cm。花色は桃、白、藤色などがある。
 マルハナバチが大変好む。そのためBee-balmの別名がある。うどん粉病にかかり易いのが欠点。04.6.18と05.6.27自宅で撮影。



2. タイマツバナ(スカーレット・ベルガモット) Monarda didyma
 花色は赤が多いのでタイマツバナの名があるが、桃、紫紅、白もある。05.6.22撮影。


 この他M. punctate、M. dydyma 'Petite Delight'、M. citriodoraなどがあるらしいが、まだ見たことがない。

21:30:03 | archivelago | | TrackBacks
Comments
コメントがありません
Add Comments
:

:

トラックバック