Archive for 02 November 2005

02 November

花便り(114)シロダモの四季

 シロダモ(クスノキ科シロダモ属)Neolitsea sericea は、シロタブともいい、宮城・山形以南の日本列島、朝鮮半島南部に分布する常緑高木。高さ10〜15mになり、常緑広葉樹のなかで最も耐寒性があるとされる。葉脈に特徴があるので見分けは付きやすい。雌雄異株。

1.葉芽は尖っており、花芽は球形。11月中には開花するはずであるが、まだ蕾は堅い感じ。肝心の花の写真がないのが残念。赤い実が覗いている。ということは実は開花からほぼ1年かけて熟することを意味する。05.11.1撮影。


2.葉芽は年末にかけて伸びて行く。04.12.6撮影。


3.若葉は成葉と違う黄褐色で、垂れ下がるので目立つ。05.5.17撮影。


4.実は夏には緑のままである。05.7.7撮影。


5.実は開花の翌年10〜11月赤く熟する。丸い花芽も見えている。05.11.1撮影。

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